- @食事や歯みがきについて
- A電動歯ブラシについて
- B歯の痛みについて
- C抜歯と治療期間について
- D上顎だけの矯正治療について
- E目立たない装置について
- F矯正治療の開始時期について
- G齲蝕や歯周炎の治療について
- ★注意事項もお読みください
- ☆メールでご質問ください
食事の後は、器具やワイヤに引っかかっている残渣(ざんさ)をすべてきれいに落としてしまうことです。場所によって歯ブラシの当て方に工夫が必要です。歯科医院でたずねてください。
矯正治療中は、歯磨きの状態をチェックして、磨けていないところはしっかりと指導します。
音波振動歯ブラシをお勧めしています。振動する歯ブラシには、超音波、音波、電動の3種類がありますが、ご家庭では音波振動歯ブラシをどうぞ。また、お出かけには携帯用に便利な電動歯ブラシがお手頃です。なお、回転式の電動歯ブラシは矯正器具に当たりますのでご注意ください。→音波歯ブラシ@Ha3
コロコロ歯ブラシもお勧めしています。歯と歯ぐきに優しく、簡単にツルツルになります。→コロコロ歯ブラシ@Ha3
その痛みの程度は、人によって感じ方が違います。”痛くってなにも食べられない”とおっしゃる患者さんもおられます。でもなかには、矯正治療開始前にはうまく噛めなかったけれども、ちゃんとかめるようになって、”痛みのことは気にならない(ガマンできる)”っておっしゃる患者さんや、”良くなっていく証拠”というように感じられる患者さんもおられます。
中には、”今日はまだ痛くなりませんけれど、調整が違ってないでしょうか?”って心配になってお電話頂くこともあります。
治療を開始したばかりの頃は不安でしょうから、気軽にご連絡・ご相談ください。
歯を抜かないで矯正するのは、歯ならびを整列するのに必要な隙間があるか、あるいは、奥歯を後方に移動させたり、前後や外側に歯ならびをふくらませ(拡大)たりしてならべられる場合です。その時どれくらい拡大するかどんな方法で拡大するかで治療期間が変わるので、歯を抜く場合に比べて治療期間が短くなるとは限りません。
治療内容については矯正治療を開始する前に詳しく説明いたします。また、治療の進捗状況についておよそ6カ月毎に説明する機会を設けています。
骨格やかみ合わせの程度、治療の開始時期や協力度によって治療方法、治療期間や治療効果は違ってきます。こちらをご参照ください→治療法のいくつか@Ha3
患者さんの主訴・希望と、歯科矯正の専門的な診断・見立てとの間に治療方針が決まると思っています。ご希望・御意見を遠慮無く話してください。
最近では、ブラケット装置もワイヤも白くコーティングされた装置もあり、見た目に優れています。
なお、現在のところ、裏側からの矯正治療は部分的にしかしておりません。
また、最近クリアなマウスピースで矯正治療をする広報がありますが、部分的にしかお勧めてできません。
また、永久歯が生え始めた頃に簡単に1〜数本だけきれいに整列することで、本格的な矯正治療が必要でなくなることもあります。良くない部分だけ整列して自然な顎骨の成長を促したり、咀嚼(そしゃく:食事のとき噛むこと)機能を発達させたりすることができます。そういう場合には、治療期間も短く、治療費もそれほどかかりません。
したがって、患者さんの歯ならびや顎の成長などを考慮して治療開始時期は決めていますので、おかしいなぁとか、気になるなぁと思ったら、費用・支払方法のことも含めて早めに相談をしておくことをお勧めします。
骨格やかみ合わせの程度、治療の開始時期や協力度によって治療方法、治療期間や治療効果は違ってきます。こちらをご参照ください→治療法のいくつか@Ha3
同様に、智歯(親知らず)の抜歯も矯正治療前にした方が良いときもありますが、矯正治療後にして構わないこともあります。